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今までは、ピュアA用のメインLRをそのままAVマルチ再生時も、メインLRとして使用してきたのですが、ウチのシステムはピュアAは、プリとメインがAVとは独立してるため、マルチ再生時には全てのアンプの電源を入れる必要がありました。
DVDなどのマルチ音声を再生する場合ならそれで良いのですが、スカパーや地上波の番組を見る場合は少々大袈裟なのです。
クレルに火を入れると消費電力も馬鹿になりません、そもそも、スカパーなどはセルDVDに比べればそれほど音質が良いわけでもありませんし、2ch放送だし。
だから、通常これらを鑑賞するときは、クレルはOFFのまま、AVアンプだけで対応していました、つまり、フロントはセンターSPだけ、リアはLRとサラウンドバックLRの4本が稼動してる状態です。
これだと、流石にバランスが悪いわけで、そもそも省エネのためとはいえ、フロントがモノラルではまずいでしょ(汗)
そこで考えたのが、現在使用していないAVアンプのメインLR出力にアーデンとは別にAV用のSPを接続しようという事です。
普段、スカパーなどを見る時は、AVアンプだけ電源を入れるだけで、7ch再生が可能となりますから、お手軽なわけです。
一般的なAVシステムは、これが普通なんですよね(笑)
気合を入れて、マルチ音声の映画ソフトを鑑賞する場合は、AVアンプのメインSPスイッチをOFFにし、従来通りクレルをONにすれば良いわけです。
だけど、もう一つの方法もあります。
もし、AV用として入手した小型SPが、意外と高性能でローエンドも伸びて、音質も映画音声再生には十分なものなら、むしろそのままAV用メインLRとして稼動させ、現在ウチのシステムには無いスーパーウーハーをアーデンに受け持ってもらうというアイディアです。
ピュアA、つまり音楽を鑑賞する、音楽ソフトを自分なりに納得できる音質で再生するためには、とてもビミョーなニュアンスまで拘ります。
でも、映画の音声はそこまでデリケートだとは感じられません。
現在ドルビーデジタルやdtsの音声は、音楽を鑑賞できるレベルではありません、でも、映画音声としては上出来です。
ならば、メインSPはそのまま小型に任せて、Lfを独立再生したほうが音質も向上するのではないかと思うわけです。
まあ、基本的に映画音声のLfって、とても下品でムチャクチャなパワーがあるので、ピュアA用のデリケートなSPに流したくないというのが本心なのですが、38cm口径のアーデンならそのパワーも受け止めて、見事に再生してくれるのではないかと思う訳で・・・・
そんなこんなで、とりとめもない事を書きましたが、サンスイS-α7でやんす。
詳しいスペックは全然分からないのですが、おそらく90年代後半に発売されたものらしいです。
α7というシステムコンポのSPで、定価は2本で5万円前後だと思われます。
- 5cmウーハーと「2.5cmソフトドームツイーターです。
まあ、このテの小型SPとしてはオーソドックスな構成です。
しかし、私が着目したのは、巾21cm、高さ34cm、奥行き31cm、重量10Kgという質量です。
写真でも分かるように、バッフル板もかなり厚いですし、物量投入されたSPだと思われるのです。
ヤフオクで落札したのですが、サンスイのSPなんてネームバリューが無いため値段も吊り上らず5330円で落とせました。
ドームツイーターにネットも無く、さらにSPケーブル端子はバナナプラグ専用となっていて、かなりマニアックな作りとなっています。
さらっと音だししてみましたが、結構イケルかもしれません。
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