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私が使用しているAVアンプには、D端子入力が2系統しかなく、モニター出力は1系統しかありません。
そのため、直視管とPJの両方にアンプからの出力を送ることができません。
そこで、アンプからのモニター出力はD端子で直視管と接続し、DVDPとハイビジョンチューナーのコンポーネント色差信号を、ゲーム用ビデオセレクターを改造して切り替えてPJに接続する事にしました。
しかし、ゲーム用セレクターは、映像用コンポジットと音声用LRの3系統のラインがあるわけですが、
そこに、色差信号が流せるのか疑問でありました。
原物を購入して中を確認したところ、やはり音声用ラインには、アースと信号ライン間に4.7KΩの抵抗が入っていて、
そのまま使用することは出来ません。
また、各アースは全て共通になっており、これも、色差信号のアースが全て同電位なのか疑問であります。
色差のアースが同電位か否かは、テスターで測れば分かることですが、アース共通というのは精神衛生上良くないので
(私の好みの問題か?)これも、全て独立させることにしました。
折角基盤に手を加えるなら、ケーブルも基盤に直接半田付けする事にし、
ケーブル代節約とコネクターを経由する事で発生する接触抵抗を軽減させることにしました。
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ビクターJX-51というセレクターです。
入力3系統、1出力タイプで1500円位で購入しました。
2入力でも良かったのですが、1系統は予備という事で。
中央のダイヤルを回すことで、中の切り替えスイッチがスライドする仕組みです。
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これが内部基盤です。
青線で囲んでいる部分に抵抗が実装されています。
これが、邪魔者ですね。
当然、撤去です。
赤い線を引いた部分は、回路をカットした部分です。
カッターナイフでV字に基盤をえぐり取ります。
これで、出力ラインのアースは3信号独立します。
出力用RCAコネクターが半田付けされている横の部分の絶縁皮膜を剥ぎ落しているの分かるでしょうか?
これは、あとでケーブルのシールド線を半田付けするポイントとなります。
コネクターの半田付け部分に、ケーブルを半田付けするのが理想なのですが、この場合、コネクターのアースと信号ラインの半田付け部分が近接しているため、ショートを避けるための処置です。
シールドケーブルのアースラインはメッシュ導線なので、半田付け面積が大きくなりますからね。
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ケーブルを半田付けした状態です。
ま、これで完成なんですけどね(笑)
色差ケーブルは、赤、青、緑の3本ですから、2ライン分で 6本です。
それぞれ、同じ色のケーブルのアースを束ねて、出力コネクター近辺に半田付けしています。
(先に書いたポイントです)
あ、ちなみに、ゲームセレクターのコネクターは、赤、白、黄ですよね。
だから、赤はそのまま赤に、白を青、黄は緑としています。
白は、青いマジックで着色します。
色の三原色と光の三原色を考えれば、黄と緑は同じですからね。
6本のケーブルを何処に半田付けするのか、間違わない様に確認しながら作業するのが重要です。
でも、一番大変だったのが、ケーブルの皮むきでした。
肩こった・・・・
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PJへの色差ケーブルを接続した状態です。
実は、6本ものケーブルをあのように半田付けしたおかげで、裏蓋が装着できなくなりました(爆)
とりあえず、基盤が露出したままではまずいので、蓋を被せて輪ゴムで縛りつけておきました(T_T)
見た目は悪いけど、変なノイズも乗らないし、画質劣化も感じられないようです。
これで、ハイビジョン映像をPJで観れるようになったし、
めでたしめでたし(^^)
この件で、ご質問などありましたらBBSにお願いします。
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